秋華賞2020 予想オッズ上位馬の評価

10/18京都競馬場で行われる秋華賞(G1・芝2000m)の予想オッズから 上位馬の評価をお伝えします!
今週末は牝馬3冠の最終戦
過去データからもデアリングタクトに三冠達成フラグが立っています。
無敗馬による史上初の大偉業をテレビの前で応援するしかなさそうですね♪

秋華賞2020予想オッズ

1.2倍 デアリングタクト 牝3 松山
5.4倍 リアアメリア 牝3 川田
17.3倍 ウインマリリン 牝3 横山武
20.1倍 マルターズディオサ 牝3 田辺

現時点の予想オッズ上位人気はごらんの4頭でありますが、 リアアメリアもけっこう期待されてるんですね。 わたし的にはデアリングタクト1強ムードかと思っていたのですが、以外にも信頼されてない感じで…。 やっぱり週初めから秋華賞の分析をされてるコアな競馬ファンの勝負勘は鋭いです。 直線が短い内回りコースということで、脚質的にも逆転候補は前々へ行ける馬と捉えてみてよろしいのでしょうか!?

オッズ上位候補の評価

デアリングタクト
栗東・杉山晴厩舎 父エピファネイア 母デアリングバード)
デビューから4戦負けなし牝馬クラシック2冠馬の始動戦がG1レースということでね、 正直まだまだ競馬初心者のわたしはぶっつけ本番でもホントに勝てるの?と不安しかございませんでした。 でもこのブログを始めるにあたって自分なりに死にもの狂いで過去のいろんなレース映像をテープが擦り切れるほどみたのですが、 G1を勝つようなポテンシャルが非常に高い馬はむしろ前哨戦とかひと叩きしない方が爽快な走りを見せてくれます。 先週でいえばサリオス。その前はグランアレグリア。さらにその前はコントレイルと。 このように能力がズバ抜けている馬は余計なことしない方がいいんです。 競馬はあんな大きな馬たちがコースロスなく密集して走っている以上どんなトラブルに巻き込まれるかわかりませんし、 どの馬も私たちのために命を削って走ってくれていますから。 いまは放牧先の外厩調整もレベルが高いですし、なにせデアリングタクトの1週前追い切りは自己ベストを出すほど仕上がっているようです。 もう今週は息を整える感じの調教でいいでしょう。 今回は約5カ月ぶりの実戦になりますが、レース当日いつも通りの感じで迎えられたらと思います。

まあ舞台となる京都の2000メートルはコーナーを4つ回る内回りコースなので、 最後の直線が短いぶん4角で後ろにいる馬たちよりもゴールに近いポジションにいる先行馬が有利です。 ただデアリングタクトは後ろの方でガマンさせて最後の直線でスゴイ脚を爆発させるタイプです。 そういったことから、もしかしたら先行馬に粘られて差し届かずというケースがあるかもしれませんし 馬券を購入するうえでも一応頭の片隅には入れておいてください。 とはいえ現3歳世代では能力が抜けている感じが桜花賞オークスのレース動画からもうかがい知れますのでね。 この馬の手綱を握る松山ジョッキーがお馬ちゃんを信じて乗るだけでしょう。 ただしペース判断を怠ると取りこぼす可能性があるので負けるとするならばそこのところが原因かと思います…。 とにかく歴史的快挙に向けて素晴らしい末脚を見たいですよね! 近年でもおととしのアーモンドアイなど春の2冠馬はここも勝っちゃう傾向にあります。

リアアメリ
栗東・中内田厩舎 父ディープインパクト 母リアアントニア)
去年のアルテミスSを外からぶっこ抜いた勝ち方からクラシック最有力候補と期待されたリアアメリア。 しかしその後はメンタルに問題あって能力を発揮しきれないレースが続きましたが、 中京芝2000メートルの舞台で行われた前走ローズステークスは好位2番手から直線早めに抜け出しそのまま押し切りました。 先行してまったく危なげない勝ち方ではありましたけど、2着は14人気のムジカ、3着は11人気のオーマイダーリンが入りました。 ともにコースロスなく走った人気薄が上位に来ちゃったわけです。 そういったことからも他の有力どころがだらしないのかなんなのか?もしかしたら相手関係に恵まれたのかもしれません。 現在の予想オッズは2番人気ですけど今回は重賞実績のあるシブとい先行馬が数頭おりますし、 前走よりも格段に相手が強くなりますから前回のような展開を望むのは厳しいかと思います。 それに馬郡で折り合えるかどうか。 ただ重賞2勝する力はありますので軽視しないです。 けどわたしとしては去年のダノンファンタジー(ローズS1着→秋華賞8着)みたいなイメージしか持てないのですが…汗。

ウインマリリン
美浦・手塚厩舎 父スクリーンヒーロー 母コスモチェーロ)
フローラステークス勝ち馬でオークスは2着。ともに内ラチ沿いをシブとく踏ん張りました。 特に騎手がムチを落としながらも勝利したフローラSが印象的です。 ウインマリリンもデアリングタクト同様に今回はぶっつけ本番の一戦になります。 けど、なんといってもスピードがあるので勝負に持っていける前目のポジションをさくっと取れるのが強みかと思います。 そして簡単にはバテないタイプですし、2000メートルは過去3戦3勝とベスト距離。 そういったことからも内回り二千特有の持続力勝負は合っていますし、課題を挙げるとすれば関東馬なので関西への長距離輸送でしょうね。 わたしと一緒で若い牝馬は繊細なのでレース当日、極端に馬体重が減っている場合は輸送疲れなどが尾を引いているおそれがあります。

マルターズディオサ
美浦・手塚厩舎 父キズナ 母トップオブドーラ)
前走の紫苑ステークスは2番手から早めに先頭に立って押し切り、秋華賞への優先出走権を手に入れました。 チューリップ賞もそうでしたが、よくある前哨戦で頑張っちゃうタイプなのかなと…。 とはいえ共に不発に終わった春2冠の敗因はちゃんとありますのでね。 桜花賞8着は関東馬なので栗東滞在がメンタルに響きましたし、オークス10着は距離(2400m)が少し長い感じにも映りました。 それらを除けば戦績的に悪くはなく、まともならここも持ち味の持久力を生かして上位争いに加わるのでしょう。 関西への輸送は経験していますし、同じ厩舎のウインマリリンも一緒ですから精神的に安心できるのかもしれません。 なお、マルターズディオサの調教師は今回逃げる手もほのめかしています。


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ということで本日は以上です。
それでは皆さんガンバルンバ♪