スワンステークス2020オッズ 軸はサウンドキアラで問題ナシかな

10/31(土)京都競馬場で行われますスワンステークス(G2・芝1400m外)の想定オッズから人気上位馬の評価をお伝えします。
いよいよ今開催(11/1)が終了すると改修工事に入るため京都でのレースがしばらく見られなくなっちゃいます…。
寂しい限りですが淀巧者のサウンドキアラ・シヴァージ・ボンセルヴィーソはどんな想いで臨んでくるのかもちろんのこと屈指の晴れ舞台を見届けたいと思います!

スワンステークス2020想定オッズ

1.6倍 サウンドキアラ 牝5 松山
3.1倍 アドマイヤマーズ 牡4 川田
5.6倍 ステルヴィオ 牡5 池添
15.4倍 カテドラル 牡4 福永
27.1倍 シヴァージ 牡5 藤岡佑
30.0倍 ボンセルヴィーソ 牡6 木幡巧

現時点の予想オッズ1人気は充実期を迎えているサウンドキアラ。 2人気が香港マイルなどGI3勝のアドマイヤマーズ。 3人気は18年マイルCSの覇者ステルヴィオ。 4人気は末脚鋭いカテドラル。 5人気が道悪巧者のシヴァージ。 そして、6人気は穴党ご用達ボンセルヴィーソとなっております。 本日はこの6頭をピックアップしてお送りいたします♪

オッズ上位候補の評価

サウンドキアラ
栗東・安達厩舎 父ディープインパクトサウンドバリアー
今年は重賞3勝にG1ヴィクトリアマイル2着と崩れをまったく見せない5歳牝馬サウンドキアラ。 舞台となる京都は過去8戦【6ー1ー0-1】と得意コースですし、1400メートルでも2勝していますからね。 それにどんな馬場状態でも走る馬なので、今回5カ月半の休み明けもメンコがすごく可愛いですし重い印を打ちたくなっちゃいます。 もちろんこの春に賞金を十分加算しましたから、マイルCSあるいは香港マイルへの叩き台みたいな感じになりますけれども、 牡馬相手も充実期の牝馬ですし、別定重量54㎏はやっぱり有利。 しかも人気になるディープインパクト産駒の好走率も高いらしいです。 持ち前のスピードと高い操縦性能を武器に新たなタイトルを取れるところは容赦なく臨んでくるのではないでしょうか。

アドマイヤマーズ
栗東・友道厩舎 父ダイワメジャー 母ヴィアメディチ
これまでマイルGI3勝と実績最上位のアドマイヤマーズ。 今回は初めての1400メートル戦になるのでその辺が一応不安材料でもあります。 ただしG1レースを複数回も勝つくらい能力の高さや色んな良いところを持った馬ですし、 スピードとパワーを持つダイワメジャー産駒はマイル近辺での距離適性が高いというデータもあるそうなので、 そんなに危険視する必要はないのかなと思えてきました。 ま、いい脚を長く使うぶん京都末期のパワーを要する芝状態はありがたいところでしょう。 今回は約5カ月ぶりのレースとなりますが、この中間の追い切りは好タイムを連発しておりますし仕上がりは申し分なさそうです。 今年はまだ1戦しか走っていませんけど、前回の安田記念6着からの変わり身に注意しておきたいです。

ステルヴィオ
美浦・木村厩舎 父ロードカナロアラルケット)
京王杯SC2着以来5カ月ぶりのレースとなりますが、復帰予定だった夏のキーンランドCを熱発(輸送熱)で回避していたんですよね。 以前にもノドの不安や目の外傷があったりして順調さに欠けるシーズンが続きますけど、おととしのマイルCSを勝ったように京都はゆかりの地。 ここからまた短距離路線で立て直しを図りたいところでしょうし、 お父さんロードカナロア譲りのスピードと持ち味の差し脚が生きる流れなら。

カテドラル
栗東池添学厩舎 父ハーツクライ 母アビラ)
前走の朱鷺Sは初の千四だったのですが馬場の真ん中を鋭く伸びて差し切り勝ち。 まあ展開は向いたクチですけども、新潟の内回りを直線後方からぶっこ抜いた末脚は威力十分だったように思います。 そういえば去年のマイルCSは6着でしたがやはり直線馬群をさばいてくる脚は見どころがありました。 ま、スタートが悪いぶん展開に左右されがちで私としては軸にしづらいタイプなんですけど、 ハイペースならきっちり来るので気をつけておきたいです。

シヴァージ
栗東・野中厩舎 父First Samurai 母Indian Bay)
直近5戦は上がり3ハロンの出走メンバー最速時計を連発していて、 春の高松宮記念では結果5着もスプリンター女王グランアレグリアと同タイムの末脚を使っていました。 前走セントウルSもいい脚をマークしたのですが、やはり二の脚が速くないぶんポジショニングが後ろになっちゃうのでね。 そこんとこが課題になりますけれども…。 でもまあ馬場が悪化するくらい雨が降ったり、先行馬が総崩れするような展開になればシヴァージの出番があると思うのでね。 1400メートルはダートも含めて過去10戦【2ー5ー2ー1】と、適性距離だと思います。 芝に転向したばかりだった阪神Cが唯一の着外ですけど、あの当時と比べたら今の方が確実にフィットしていると思いますし京都も好相性。 それにここ最近の忙しい千二よりも競馬がしやすくなるのかもしれません。 ただ前走ですが内にモタれていたところが気になる次第です。

ボンセルヴィーソ
栗東池添学厩舎 父ダイワメジャー 母バイモユリ)
ポジション取れる馬ですし、なぜか重賞では人気にならないタイプ。しかも繰り返すように穴をあける高配当の使者ですよね。 古馬重賞の穴馬ってムラ駆けでつかみどころのない馬が多いのですが、 ボンセルヴィーソは内めの馬場状態がいいときに内枠に入ると好走する堅実派。 京都は過去10戦オール5着内に入る超得意コースで、淀の千四に限れば【3-0-3-1】と悪くない条件だといえます。 ただ条件絶好の今回はいかにも飛びつきたくなるものですが、 前走の京成杯AHを13人気で3着と激走したぶんの反動が不思議と返ってくると思うんです。 それどころか今回ばかりは押し出されるように先頭を走り、当然他の有力馬に目標とされるでしょうし馬場も外差し傾向でしょう。 そう考えるといくら条件がバッチグーだとはいえ私としては買える材料がひとつもないのですが…。


中央競馬ランキング

ということで本日は以上です。
それでは皆さんガンバルンバ♪

umapoyo.hateblo.jp