富士ステークス2020想定オッズ タイセイビジョンの決め手に警戒!

10/24(土)に東京競馬場で行われます富士ステークス2020(G2・芝1600m)の予想オッズから上位馬の評価をお伝えします。
わたしは今のところタイセイビジョンがこわいです。 3歳馬ですが条件いいし斤量差もありますし決め手も通用するのでは?とみています!

富士ステークス2020予想オッズ

2.8倍 スマイルカナ 牝3 柴田大
3.8倍 サトノアーサー 牡6 戸崎圭
6.3倍 ラウダシオン 牡3 Mデムーロ
7.0倍 タイセイビジョン 牡3 石橋脩
8.2倍 ペルシアンナイト 牡6 大野

現時点の予想オッズは1人気が3歳牝馬の快速娘スマイルカナ。 2人気は重賞2勝の6歳馬サトノアーサー。 3人気はNHKマイルC勝馬のラウダシオン。 4人気は京王杯2歳をレコードで制したタイセイビジョン。 5人気は一線級で数々の修羅場をくぐってきたペルシアンナイトとなっており、ここまでが10倍を切るオッズとなっています。 本日はこの5頭にピックアップしてお送りしてまいります!

オッズ上位候補の評価

スマイルカナ
美浦・高橋祥 厩舎 父ディープインパクト 母エーシンクールディ)
フェアリーS米子S勝利と無欲の逃走劇が光ります快速娘。 前走の京成杯AHも途中からハナを奪って逃げ切りを計るんだけどゴール前でトロワゼトワルに交わされて2着に。 ま、年長馬相手の3歳牝馬ですからハンデ52㎏の恩恵がありましたし得意の中山コース。 結局のところ先行馬同士の決着だったので評価しづらいのが正直なところ…。 ただ今回も斤量52キロで走れますし、また途中からでもハナ取ってリズムよく後続の脚を削ぐようなペースに持ち込められたら粘り込みも可能かなと。 まあ最後の直線が長い左回りコースを逃げ切るのは並みの馬ではなかなか難しいのだけど、スマイルカナは心肺機能が高いし最近は牝馬が強いので注意しておきたいです。

サトノアーサー
栗東・池江厩舎 父ディープインパクト 母キングスローズ)
デビューから4年その間に靱帯を痛めて長期休養もありましたが、不良馬場以外なら堅実な走りが魅力な重賞2勝の6歳馬です。 その前走関屋記念は出遅れ後方追走も、最後の直線は馬場の真ん中から一気の末脚で逃げたトロワゼトワルを差し切りました。 その勢いでここ富士ステークスも連勝といきたいところでしょう。 ただし前回はジョッキーの好判断に助けられた形のように映りましたので、わたしは重い印を打つつもりはありません…。 もちろん毎回人気するほど力がありますから軽視はしていませんし、馬場が丁度良い感じで水分を含んだ状態なら強いところを見せる可能性があります。

ラウダシオン
栗東・斉藤崇厩舎 父リアルインパクトアンティフォナ
前回NHKマイルCを9人気で制したラウダシオン。スタートはよくなかったのですが押して押して2番手のポジションにつけ、 最後の直線は逃げ粘るレシステンシアとの激しい攻防戦から抜け出して勝利を収めました。 その当時たしか調教師が「マイルはギリギリの感じです」と言っていましたから、わたし距離を不安視していました。 だけど前残りの馬場と展開だったとはいえ、あんまり関係者コメントを鵜吞みにしない方がいいのかなと学んだレースでもありました。 さて、今回は5カ月半ぶりの実戦に加えて年長馬が相手となります。しかも重賞実績馬ばかりなので大変かと思いますけれども、 これからマイルあるいは短距離界を引っ張っていく存在の馬に違いないので、ここで見せ場くらいはつくれるのかどうか。 それともこの馬の父であるリアルインパクトが3歳時に安田記念(2011年)で衝撃を与えたような、粘り込みの再現Vが見られるかでしょう。 でも父と違って先にG1勝っちゃったから古馬と斤量差がないのが厳しいところです…。

タイセイビジョン
栗東・西村厩舎 父タートルボウル 母ソムニア)
去年の京王杯2歳SアーリントンC勝ちがある3歳の実力馬。 このお馬ちゃんも前回ラウダシオンが勝ったNHKマイルCに出走しておりまして、2番人気に支持されるも4着に敗れてしまいました。 いつもなら後ろから鋭い脚で駆け抜けてくる決め手が売りなのですが、当時の東京芝コースは前残り傾向にあったため前目のポジションで挑んだらしいです。 ただ道中はプリンスリターンから不利を食らわされたり最後の直線も前2頭が壁になって抜け出せず、 それからとどめをさす感じで突風の影響もありましたかね…。 そういったことからスムーズな競馬でなかったことは確かです。 今回は古馬との初対戦ですけど斤量差で若干有利に働くのではないかとみています。 まあ休み明けなので仕上がり具合がカギになりますが条件はいいと思います。それに速い脚を持っている馬ですから十分に警戒しておきたいです。

ペルシアンナイト
栗東・池江厩舎 父ハービンジャーオリエントチャーム
17年のアーリントンCマイルCS勝ちのあるG1ホースです。ともに3歳のころに重賞タイトルを取ったのですが、 その後はもういち押しが足らず勝てていません。 それでもずーっと格の高い重賞レースで存在感はアピールできているので富士ステークスでも期待したいところです。 前走札幌記念は2着でした。レースは中団後ろで運びペース的には残り4ハロンからのロングスパート戦。 直線は前の馬たちがバテるなか外に進路を切り替えてG1馬らしい脚で伸びてきました。 勝ったのはノームコアでハービンジャー産駒のワンツー決着となりました。 今回の舞台となる東京1600メートルはこれまで5戦すべて着外とこの馬の能力からして考えると案外な感じで、富士ステークスは過去2戦とも5着に終わっています。 とはいえ2歳時のアイビーSで2着がありますから府中のコースがまったくダメってことはないと思います。 まあ展開次第でしょうね。 だけど、スマイルカナがつくるペースはちょっと厳しい感じかな…。


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ということで本日は以上です。
それでは皆さんガンバルンバ♪